『OK Computer』と『In Rainbows』の関係性

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最近は勉強中にBGMとしてヘビロテしてるRadioheadのニューアルバム『In Rainbows』なんですが、
そのアルバムについて非常に興味深いエントリをみつけたのでご紹介。
Radioheadの『In Rainbows』と『OK Computer』に隠された謎:『01』と『10』

» Radiohead: 01 and 10 :: Puddlegum
曰く、この『In Raiinbows』と『OK Computer』には『01』と『10』にまつわる不思議な繋がりがありそう、とのこと。
まずは『In Rainbows』について。
アルバムのリリース日は『OK Computer』から10年後の1010日。
彼らの公式HP上で「新作が完成した、10日後には発売されるよ」と告知されました。→DEAD AIR SPACE
そうして発表されたアルバムは『In Rainbows』という10文字のタイトルで、10曲収録されてて、(噂では)10サーバからダウンロード可能とのこと。
In Rainbows』のリリース前には彼らのHP上で暗号メッセージが9つ公開され、そこでは繰り返し『X』(ローマ数字の10)が強調されており、10番目のメッセージが1010日に追加されました。
いささか無理矢理な感が漂っていますが、どうやら『In Rainbows』には数字の『10』が関係していそうな雰囲気です。
お次は『OK Computer』ですが、『OK Computer』のレコーディング中の作業用タイトル(仮のタイトルみたいなものでしょうか)は『Zeros and Ones』だったそうです。『01』ですね。
01』と『10』。まるで鏡で映したかのような特別な関係に見えてきます。

面白いですねー。これだけ『01』と『10』が関係してるなんて、とても偶然とは思えないです。
てか、普通はこんなこと言われなきゃ気づかないですって。
さらに『In Rainbows』と『OK Computer』は音楽的にも歌詞的にも構造的にも補完関係が伺えるとのこと。

両アルバムを規則的に組み合わせれば、あたかも一つの作品であるかのようなプレイリスト(『01 and 10』と呼んでますね)ができるみたいです。
その規則は、まず『OK Computer』の1曲目『Airbug』の次に『In Rainbows』の1曲目『15 Step』を並べ、その次に『OK Computer』の2曲目『Paranoid Android』を並べて、、、というように互いのアルバムの曲を交互に並べていきます。
で、『OK Computer』の『Karma Police』まで並べたら『In Rainbows』の曲を並べる前に『Fitter Happier』を置きます。ここがブリッジ部分のようです。

僕も実際にやってみました。うーん、なんとなくですけど繋がりがスムーズな気もしますね。
クロスフェード再生を10秒くらいに設定するとさらに面白い」らしいです。


ホントかどうかは分かりませんけど、なかなか興味深いお話でした。
面白いから、しばらくこのプレイリストで聴いてこうかな。