中の人

道のすみっこで仰向けになりながらモゾモゾと動いてたので指に掴ませてみました。
見えるでしょうか。今まさに私の指に口吻を突き刺すところです（汗）　この写真を撮って数秒後、「痛！」と叫びふりほどいたのは言うまでもありません。蝉は「ジジジッ！」と元気に飛んで行きました。死にそうでもがいたのではなかったのか。

蝉の成虫の寿命は１〜２週間と言われていますが、それは飼育したときの場合で、自然の状態では1ヶ月ほど生きるそうです。成虫は飼育するのが難しいらしく、すぐ死んでしまうので「成虫は短命」というイメージが付いてしまったのではないか、ということです（Wikipediaより）。まぁ1ヶ月でもすごく短いですけどね。ただ幼虫としての地下生活は3〜17年で、昆虫寿命ランキングではかなりの上位に食い込んでるそうですよ。
今朝、蝉の幼虫が抜け出た’穴’をいくつも見つけましたが、今も何匹かはあの土の下に眠ってるんでしょうかね。動いてる幼虫を見たことがないので、掘り返して見てみたい気もします。