長野旅行(1)


きっかけは、母の「あんたも行く?」という電話でした。特にGWの予定も無かったので「うん、行く」の二つ返事でOK。久しぶりの家族旅行。中学んとき以来かなぁ。
子供の頃は連休になると親に連れられて、しょっちゅうどこかへ出かけていました。特に信州にはよく足を運んでいたように思います。今回の旅も、途中まで地図見なくても行けるくらい慣れたもんでした。記憶の中におぼろげに残っていた懐かしい地名、風景も沢山。

北陸自動車道糸魚川ICで降りて、国道148号を走って行くと、白馬の手前あたりで見える景色。カーブを曲がって視界が開けると目の前に白馬三山。うおー!と思い、そそくさと車から降りて写真撮る。まだ上の方は白い。
あとから宿のオーナーに聞いたのですが、今年は雪解けが早いらしくて、これでも雪は少ないそう。
曇り空だったのでだいぶ霞んでしまったのが残念でした。


当たりには一面菜の花やたんぽぽが咲き乱れていました。山はまだ白いけど、足下は春。
ところで、菜の花はアブラナという花だというのは小学生でも知ってますが、長野の菜の花は野沢菜になるそうなんですよ。これ知らなくて驚きでした。(菜種油を採るアブラナとは品種が違うらしい)

白馬の貞麟寺へ。ここはカタクリと枝垂桜が有名なお寺。桜は少し見頃を過ぎていましたが、カタクリはちょうどこのときが見頃なようでした。

ちょっと薄暗い杉林の中に群生していたので、薄明かりを浴びてとても幻想的に見えました。繊細でとても美しい花。
光を浴びないと、こうやって綺麗に花弁が反り返らないそうです。この日は曇りでしたけど、うまい具合に開いてて良かった。

夢中で撮る父。


ニリンソウキクザキイチゲも沢山咲いてました。
花壇の花も綺麗だけど、こうやって自生してる花も素敵だなーと思います。ワイルドフラワー。
人もほとんどおらず、静かなところでなかなか良かったです。穴場なスポットかも。