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木曽駒ヶ岳登山(2)


頂上の北側の斜面をくだると、ものの数分で本日のお宿「頂上木曽小屋」が見えてきます。屋根の上に大きく文字が書かれてるので分かりやすいです。
まだ時刻は午後2時をまわったところでしたが、早めにチェックインしてのんびり過ごすことにしました。

入り口の引き戸をガラガラと開けるととっても静かな屋内。受付らしきスペースにも誰もおらず。
「ごめんくださーい!」と何度か声をかけると、奥の方から長いひげをたくわえたおじいちゃんが現れました。「仙人あらわる!(笑)」と内心思いながら、差し出された受付票に記入しました。名前と住所と、今日登ってきたルート、明日行くルート。(→このへんが山小屋っぽい。)



受付を済ませ、おじいちゃんに案内されたお部屋。
30〜40畳ほどの広さの部屋で、部屋の半分くらいにはロフトがついています。
各自で布団を敷いて寝床を作るようです。布団のスペースが自分の部屋のようなもの。
ちょっと布団が湿ってて気持ち悪かったですが、とりあえず自分の場所を確保しました。(自分の布団だけかと思って隣の布団を触ってみたが、やはり湿っていた・・・。)
おじいちゃん「晩ご飯は5時くらい、朝ご飯も・・・5時くらいかなぁ。消灯は8時半だよ。」
早っ!!と思われるでしょうが山小屋としては普通の時間。
でも夕食までまだ3時間もあります。ひとまず本を読んだり、音楽を聴いたり。あと小屋の本棚に置いてあった雑誌「山と渓谷」のバックナンバーを読んだり。外に出て再び駒ヶ岳の頂上に登り、風景を眺めてみたり。のんびりダラダラ過ごしました。
・・・・と、そうこうしているうちに、夕飯の時間を迎えました。
夕食のメニューは、ご飯、味噌汁、肉じゃが、サラダ。量はちょっと少なめ。おかずは「缶詰の具をそのまま開けました」的な感じでした。うーん・・・。けど、山小屋なんだから仕方ないと思って食べました。
食堂の窓からは西の空の太陽が傾いていくのが見えます。急いでご飯を食べて、夕日を見に行くことにしました。
時刻は17時半。あたりがどんどんと薄暗くなる中、三脚とカメラ、ヘッドライトだけを持って山頂へと急ぎます。



なんとか沈む直前くらいに頂上に到着。
綺麗な夕日・・・・。下には雲海が広がり、とても神秘的です。





太陽が完全に沈んでからもしばらくは地平線が赤く輝いていました。
いつ見ても夕日はいいなぁー。これを見れただけでも来てよかったと思えます。
翌朝のご来光を楽しみにしながら、小屋へと戻りました。


戻ってしばらく本を読んだりしてましたが、まだ消灯まで時間があった為、再び外へ。


空には満天の星空が広がっていました。空一面うっじゃうじゃの星☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆!!
あぁ、この星空を撮る技術がなくて悔しい・・・(ブレてるように見えますが、長時間露光で流れてるだけなのです!)
カメラのシャッターをあけている間、大きな岩の上に寝転がって空を見上げてみました。星空をじっくり眺めるなんて普段はしないことですが、思った以上に星って瞬いているのですねー。下界の明るい空では決して見ることの出来ない空です。(あと飛行機がやたら飛んでるのですよ。最初UFOかと思って焦りました・・・。実は↑1枚目の星空写真にもうっすら飛行機の軌跡が写ってます。)



頂上木曽小屋と満月。
この日はちょうど十五夜。南の空には中秋の名月がまぶしく輝いていました。とても明るくてヘッドライト要らずなのでした。


〜つづく〜