奥獅子吼山(リトライ)その2
月惜峠からしばらく歩くと、森の中から急に視界が開けて下界が見渡せるようになります。4月に登った時も通った道。ちょっと違うのは、緑が多くなっていることでしょうか。
標識にしたがって進んで行くと、いったん一般道におります。道路を横断してすぐにまた登山道へ。
駐車スペースもあるので、楽したいならここに車を置いても登れそうです。
4月に登ったときはこの辺から雪が残っていましたが、このときはもうありません。雪解け水でドロドロになっていた道もカラカラに乾いていて、非常に歩きやすかったです。
前は雪の下にあったであろうカタクリの花が一斉に咲いていました。
本当に見事な群生です。このあと頂上付近まで点々と咲き続けていました。
実は月惜峠付近にもポツポツと咲いていたのですが、ほとんどが盛りの過ぎた花でした。標高の低い所から順番に咲いているようです。
「ほーーーーほけきょ!」と鳴き声がしたので上を見ると、ウグイスがとまっていました。ウグイスはいつも「鳴き声すれど姿は見えず」な鳥だったので、見れて感激。ちょっと小さいですけどこれで目一杯ズームしてます。
さらに近づくと「けきょけきょけきょ!!」と警戒の鳴き声をあげて飛んでいきました。
樹々の奥に山頂を確認。このあと一端下ってからまた登り返します。
山頂に到着!標高928m。
ちなみに到着時刻は12時半。だいたい3時間半くらいかかったようです。私は写真を撮りながら登ってたので、普通だったら3時間以内に着けるかも。
山頂から海側を見てみました。天気はいいんですが、霞んでしまって遠くの方がよく見えないです。
それにしてもやたら広い山頂。山肌が見えてハゲ山のようになってます。なんか意図的に樹を刈り取ったような感じです。
うーん・・・。
でもやっぱりまだ雪が沢山残っているようですね。
山頂によくある円形の表示盤ではなく、360°写真の案内板が立ってました。写真になってるのでなかなか分かり易い。
樹が邪魔して360°の景色を見ることは出来ませんでした。
景色はイマイチでしたが、山頂に座ってお昼ゴハン。いつものごとくオニギリ。でもやっぱり米が一番だわ。
お昼ゴハンを食べた後、ゆるゆると下山開始。途中のカタクリの群生に癒されながら歩きました。
花のまわりではクロマルハナバチをよく見かけました。体が重いので花がぶらんぶらん激しく動きますw
これからは花や虫がどんどん多くなってくるので、写真撮るのも忙しくなりそう。登山との両立が出来るか心配です(^-^;