メダカプール


去年の夏から秋にかけて、プラントグラスのアオメダカ達が卵を産みました。それも毎日毎日。
普通は産んだ卵はお腹でしばらく抱卵したあと、水草や浮き草の根っこに擦りつけるのですが、うちの子たちは、外掛けフィルターのストレーナースポンジにばっかり卵をくっつけるのです。(濾過するために水を吸い込むところ) おそらく卵を着けやすい質感だったんでしょうね。
そのままにしておくと、スポンジが卵で目づまりしてしまうので、定期的に卵を取り除いていました。
はじめは小さなプラケースに水を入れて、その中に卵を入れてたのですが、もちろんどんどん孵化するものですから、最終的には以下のような水槽に入れることにしました。↓



水槽というにはあまりにもお粗末・・・。ただの発泡スチロールです。私はメダカプールと呼んでいます。
でも一応濾過器は動かしていて、初期の段階ではスポンジフィルター(いわゆるブクブクってやつ)、あと現在は小型の外掛けフィルターも付けています。


プールの中には写真のように、水草を沢山入れてあります。どれも底床に植えずとも育つタイプの水草。マツモ、アマゾンチドメグサ。あと浮き草のアマゾンフロッグビットです。


水草を沢山入れているせいなのかは分かりませんが、ここは全然コケが出ません。水草が養分をガンガン吸収してるのでコケにまわる養分が無い為だと思います。貧栄養化ってやつですね。手がかからなくて助かってますw



現在稚魚は20匹ほどいます。
でも産まれたばかりの頃は60〜70匹くらいはいたんですよ。もう数えるのが大変で、正確な数は分かりませんが(^_^;) まぁ毎日のように産んでたらそりゃねぇ・・・。


ちなみに、親アオメダカのいるプラントグラスは、今こんな感じになっています↓



下の写真が立ち上げた当初のもの。
真ん中に置いた侘び草有茎草MIXが大きくなっています。しかしなぜか寂しい感じがする・・・。
実は少し前までこれの2倍くらいの背丈がありました(^_^;) 倒れそうなのをなんとか竹ひごで支えていたのですが、さすがに限界かと思い、茎の途中からトリミングしました。本当は早めにトリミングすると下の方でこんもりとした茂みを作ってくれるみたいなのですが、下草はほとんど枯れてしまい、今は2本の茎が残るのみです。なんかちょっとヒョロッとしててみっともないですね・・・。
(背が高くなりすぎると、上へ上へ養分が行ってしまい、下の方の脇芽が出にくくなるらしいです。)



上からみるとこんな感じ。(うっ・・・油膜がでている・・・)
先日、テラリウム水槽とプラントグラスの照明をLEDのスポットライトに変えましたが、かなり明るいです。ゆらめきもバッチリです。


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ちなみにLED球はこれ。エコリカ(ECL-HPL60WH)。寿命が4万時間ということは、一日8時間着けてても約13年はもつということか・・・。




クロメダカもいます。
というか、もともとこのプラントグラスはクロメダカしかいなかったんですよね(^_^;)何匹かいたと思うのですが、他は全部☆になってしまいました。
今はアオメダカ4匹、クロメダカ1匹です。


以上、メダカプールの様子でした(^^)