アブの川

また新規ポイントを探しにいってきました。
新規と言ってもだいたいの目星はついていました。前回釣りをした川の本流になります。

ちょっと道路から高さがある川だったのですが、ヤブに人が分け入った跡があったので入渓点はすぐに分かりました。
本流だけあって川幅が広くて水量も多め。流れも太く速いです。でも流れの緩急はちゃんとあるので、ポイントは至る所にあります。



いつものごとくアレキサンドラHWを流していくのですが、魚の反応が全くありません。水深のある淵で2度ほどチェイスはあったんですが、それっきり。これでもか!と良いポイントの連続なんですよね・・・。何か腑に落ちないまま2時間ほど釣り上がりました。
砂地に足跡が一人分あったので、先行者がいたことは分かってたのですが、この川幅で釣り人1人が入ってたくらいでそれほど影響があるとは思えないんですけどねぇ・・・。(行きと帰りの足跡だったので、もう川には入ってないことも分かった。)


そんなこと考えながらキャストを続けていると、来ました!

最初はチェイスだけで食うには至らなかったんですが、食い損ねた魚が逃げた周辺をアップクロスのUの字ターンで通すと再び食ってきました。
ルアーはいつものアレキサンドラHW。今日もこれ1本で通しました(笑)
あと、写真にも写ってますがランディングネットを新調しました。前使ってたリリースネットは網目が細かすぎてルアーフックが刺さって絡むと取るのが大変だったんですよね。
トラウト用の編み上げネットって、ちゃんとしたの買おうと思うと数万円は下らないです。私は魚がちゃんとすくえてフックが絡むことが無ければなんでも良かったので、とにかく格安のネットを探しだして買いました(笑)そのおかげで編み上げはかなり雑で、変なところに結びコブがあったりしましたが今は気にしません。


(今は売り切れみたいですが、↑これのSサイズを買いました。2,040円。)


ランチを食べて、今度は川の更に上流部へ移動。川沿いに道がついていたので、降りれそうな所を探しながら行きました。
小さな広場のような所に出たので車を止めたのですが、止めてすぐに「カン!カン!カン!」と車体にアブがぶつかる音が・・・。やはり上流部はかなりアブが多い様子・・・。意を決して車を降りて釣り開始。下半身を中心にたかってくるんですが、数は10匹というところ。これくらいなら全然大したこと無いので釣りを続けます。
私は長袖のTシャツを着ていたのですが、アブはその上からも容赦なく刺してくるので、レインウェアを着ました。

流れの緩やかな淵で小さなイワナがヒット。
その後もサイズは小さいながらもポツポツとイワナが釣れます。
どうやら上流部のほうが魚影は濃い様子。



これはネットとロッドなんですが・・・。実はカメラの準備をしているうちに魚に逃げられてしまって。なんか悔しいので、魚が逃げた時のカタチのまま写真を撮りました・・・(笑)
前にも書きましたが、イワナはほんとに逃げるのが上手なんです・・・。



ポイントは変化に富んでいて、ルアーを通すのがとても楽しいです。魚の反応もまずまずなので尚更です。
イワナの魚影が濃いのはいいんですが、釣り上がるに連れてアブの虫影も濃くなってきました。
魚が釣れて写真を撮ろうとしゃがみ込むと、一気に沢山のアブが顔に向かって飛んでくるのです。というか、アブは動物の下半身にたかる習性があるそうなんですが、ちょっとしゃがんだりして顔の位置を低くしてしまうとアブのたかるエリアに顔が入ってしまうという感じでしょうか。
おかげで鼻の下を一箇所刺されました・・・・。手の甲も何箇所か。
アブに刺されるとチクッとした痛みが走ります。針で突っつかれたみたいな痛み。「うわっ!!」とびっくりしたときにはもう遅し・・・。翌日には赤く腫れ上がって、猛烈な痒みに襲われます。短くて1週間。長いと1ヶ月も治らないこともあるとか・・・。恐ろしいです。



そんな状況で撮った写真がこちら・・・。イワナです・・・。ダメダメな写真・・・。
せっかく魚が釣れて、もっと近づきたいのに、アブが多すぎてこれ以上水面に顔を近づけることができないんです(-_-;) 特に止まってると攻撃してくるので、しゃがんで写真を撮るなんて、数カ所刺される覚悟がないと出来ません。なので、諦めてちょっと高い位置から撮影しました。
時間は16時すぎでもう少し釣りが出来そうでしたが、アブの量が多くなってきたので逃げるように退散しました。どうせ魚が釣れても写真撮れないですし。
というわけで、本日の釣果は釣果はヤマメ1匹、イワナ5匹でした。


実はアブ対策として、腕や首、顔に虫除けジェルを塗って虫コナーズをカバンにぶら下げてたのですが、どちらもまっったく効果がありませんでした(-_-;)


やはりこういうのが必要なのかな(^_^;)なんか養蜂家みたいですが。こういうのがあっても大げさじゃないくらいのアブの量だったので。
あとは手を保護するためのグローブですかね。肌の見える所を無くさないとダメですね。
まったく、どうしてアイツらは肌を露出したくなる時期に出てくるのでしょうかね・・・。ほんと勘弁して欲しいです。
次回は出来ることならこれらの対策をして釣りに行きたいですね・・・。