近所の川で

この川は家から車で10〜15分と割と近い所にあります。近くて良いのですが、魚影が薄く、しかも釣れても小さい魚が多いのであまり行ってませんでした。(特に上流域)
しかしあるとき、なんとなくこの川の中流域に入ってみようと思いたちました。もしかしたら魚影が薄いのは上流域だけなのかもしれませんし、行ったことのない区間だったので、それなりにワクワクしながら釣りにのぞみました。(新しいポイントに入るときはいつもワクワクします。)
川の周りには田んぼが沢山あって、集落もポツポツとある感じの場所。 川幅は5〜10m。そんなに広くもないけど、狭くもない感じ。所々では両岸が護岸されてたりしててあまりロケーションが良いとは言えないですけど、水の透明度はそこそこ高いです。雨の後ということで水量はちょっと多めでした。

結果から言うと、1時間やってヤマメ1匹。(ウグイも2匹)
護岸際を流れる太い流れの上流にアップクロスで投げて、石の間をUターンさせたときにガツンと食ってきました。22〜23cmというところ。サイズだけ見るとそんなに大きくはないですが、アベレージサイズは超えてます。これくらいのサイズだと「あぁ釣ったったなー」と思えますねー。(笑)
ちなみに、ランディングネットの枠の幅が28cmありますから、これでだいたいの大きさが分かります。

この日はこの一匹を釣ったらなんだか妙に満足してしまって、これで納竿となりました。このサイズの魚がいることは分かったので、次回はもっと探索してみたいですね。


たまたまかもしれないですが、ヤマメはこうやってUの字ターンしたら食ってくることが多い気がします。ルアーの位置がアップよりもダウン気味になったときのヒット率が高いです。
あとイワナよりも水面の波だった瀬の中から出てくることが多いですね。「こんな速い流れの中にはいないだろ」と思うよなところからも飛び出してきたりしますし。
ついでにイワナに関していえば、イワナは流れの中というより、ストラクチャーについてることが多いような気がします。特に岩と岩の間とか沈んだ流木の下とか。影になって自分の身を隠せる場所ですね。だから上から見て魚影を確認できなくても、ルアーを通すと岩の隙間からシャッ!と出てきてチェイスしてくることがよくあります。*1
「なんか日中のカサゴに似てるなぁ」と思ったのですが、釣り方に関していえば、流れを線で攻めるよりも点を意識したほうが効率的なのではないかと思いました。
ヤマメは「流れ」を、イワナは「ストラクチャー」を釣る。
(ひょっとしてここに書いたことは渓流釣りをする人にとっては常識レベルのことなのかもしれませんが、もうしそうだったとしたらば初心者の戯言として流してくださいm(__)m)

*1:カサゴみたく、フィーディングタイムを迎えると穴から出てくるのかもしれませんが。