白山高山植物園
先週の日曜日。白山市白峰西山地区にある白山高山植物園に行って来ました。
ここは元々高山植物の保全事業としてNPO法人白山高山植物研究所が研究のために整備していたそうですが、2008年から期間限定で一般公開しているとのことです。
毎年6月中旬〜7月中旬までの土日を中心に限定公開されています。
私は先日までこの植物園のことを知らなかったのですが、北國新聞に掲載されていたのをきっかけに行ってみることにしました。
新聞にはカラーの写真がついていて、ニッコウキスゲのお花畑の様子が写されていました。
残念ながらニッコウキスゲは満開とはいかず。全体的に終わりかけのようでした。
研究会の人の話によれば、今年は空梅雨で雨が少なかったので、例年に比べて開花時期が早かったそうです。
これはちょっと残念でした。
マツムシソウ
キリンソウとハナバチ
イブキジャコウソウとウラギンヒョウモン
シモツケソウ
植物園はこのような斜面に作られていました。
お花畑を縫うように道が付けられており、散策を楽しむことができます。
手前の黄色い花はキリンソウです。
これだけ花が咲いているので、当然虫も沢山きていました。
多かったのはハナバチ系のハチ。
探さなくてもすぐに見つけることが出来ました。
チョウも少し飛んでいましたが、ハチよりは少なかった印象です。
花は高山植物ではないですが(ヒメジョオン?ハルジオン?)、植物園までの遊歩道沿いにきていたサカハチチョウです。
種類は分かりませんが、トンボもいました。
園内には「イモリ池」と立て看板が立てられた池があり、その名の通りイモリがいました(笑)
イモリの他に、モリアオガエルと思われるオタマジャクシが沢山泳いでいました。(卵塊も木にぶら下がっていました。)
植物園からは雲に隠れて見えなかった白山が、駐車場に降りてきた時に見えていました。まだ少し雪が残っています。
この日は白山の山開き1日前ということで、それに合わせて白峰に来ていた人も多かったようです。
来年はぜひ、満開のニッコウキスゲを見たいですね。