久々にフィルムで
FlickrのContactさん達のフィルム写真を見ていたら、私もフィルムカメラで撮ってみたくなり、久々にこいつを防湿ボックスから出してみました。
NikonのNew FM2。
このカメラは26歳の誕生日に、名古屋のトップカメラで書いました。確か中古で3万くらいだったかな・・・。
以下はそのときに書いたエントリ。
そして以下がこのフィルムカメラで撮った写真。
実は一番上のニラの花の写真以外は、いつ撮ったものか定かでありません。
ずっとフィルムが装填されたままになっていたのです。
多分1年以上前に撮った写真だと思います。
このカメラは本当に久々に使うので、まずファインダーの広さが新鮮でした。いつも使っているCanon のEOS Kiss6iよりもすごく広いファインダー。
レンズについた絞りリングを回して絞りを決めて、ファインダー内の露出計を見ながらシャッタースピードのダイヤルをカチカチ回して、適正露出を決める。ピント合わせも勿論マニュアル。
最近はマクロレンズのマニュアルフォーカスに慣れているとはいえ、フィルムとなれば撮れる枚数も決まっていますから、シャッターを押す指にも少しの緊張感が生まれます。
1枚にかける時間がとても長く感じます。
ちなみにフィルムはKodak GOLDのISO100、24枚撮りでした。
ISO感度なんてデジタルカメラでは自由に変えれるのに、フィルムカメラの場合は使うフィルムごとに感度が決まっています。
デジタルに慣れた今では不便極まりないですが、写真というひとつの作品を作り上げる作業行程が増えたんだ、と思えば、不便ながらもその行程を楽しめるような気がしました。
出来上がる写真も、デジタルには無い趣があって、いいものです。「どんな写真が出来上がるんだろう」というワクワク感もあります。
常用する気にはならないですが、たまには使いたいなぁと思いました。