谷から谷へ
日曜日も土曜と同じ川へ入ったのですが、午前中は3時間キャストし続けて、ヤマメらしき魚が1匹だけフライに出たのみ。しかも針がかりせず。
入渓点から数100m下流に車があったので、もしかしたら先行者がいたのかもしれないです。
お昼が過ぎて、更に上流に入ったのですが、激しい雨が降り出し、川には濁りが入ってしまいました。(しかしここでようやくチビイワナがヒット。)
ニンフで流すも反応はなく、思いきって川を変更。
しかし、移動した先の川も濁りは無いものの増水傾向にあり、ちょっと川に浸かってみたけど、コケのついた大きい岩がゴロゴロとしてて、しかも水深は常に膝上。これは転んだらシャレにならない、と思い入渓から数十分で退渓を決意。
もう時計は15時を回っていたので、次の川が駄目だったら帰るつもりでした。
それで入ったのが、上の写真の川。
さっきまで増水で参ってたんですけど、なぜかこちらは減水傾向(^_^;)
でも見た感じ、フライは普通に流せそうだったので、側道からヤブをかき分けて入渓。
大岩がゴロゴロして渓相はすごくいいですが、水は少なめ。
で、入渓からほどなくして、ようやく本日2匹目の魚。
瀬の肩についてました。
結論から言いますと、これが本日最後の魚でした(^_^;)
どうもこの川も先行者が入っていたみたいで、川を遡って行くと、新しい足跡が複数ついていました。
おまけに水量が少ないもので、プレッシャーも相当かかっていたみたいで、魚は岩の下に隠れてしまっていた様子。フライは良い感じに流れてくれるんですが、全然見向きもしてくれないのです。
しかし、私が歩けばイワナが走る走る。岩陰から飛び出して、ビューッと一目散に逃げていきます。
上にも書きましたが、渓相は本当に素晴らしくて、「久しぶりに渓流に来たな」って感じがしました。
こういう川でバンバン魚が釣れると最高に気持ちがいいんですけどね。
とぼとぼ歩く帰り道・・・。1日やって2匹って辛いです・・・。今って渓魚の最盛期なんですけどね。
ロッドを振りすぎて、手にマメや水ぶくれが出来ました・・・。ズキズキとむなしい痛みが・・・。
この日は車での移動距離も多くて、歩いた距離も今までで一番なくらいだったんですけど、その割に釣果が伴わず、ほんと悔しい釣りでした。
帰り支度をしていると、車のボンネットの上にトビゲラの成虫がいました。
お前にそっくりなフライも投げてたんだけどなぁ・・・。