フライフィッシングデビュー

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なんとかデビュー戦で釣ることが出来ました・・・。
とりあえず「フライで一匹釣る」という目標は達成できました。・・・でもホントにホントに大変だったです・・・。
フライ、難しいです。渓流ルアーの比ではありません・・・。


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行ったのはいつもの川なんですが、やはり水量がかなり多かったです。白く濁った水。これ、雪代なんでしょうね。ずいぶんと暖かくなってきましたから。雪が溶けてきてるのでしょう。(この日から水温を測ろうと思ってたんですが、温度計を持っていくのを忘れました)
ただでさえフライの扱いがおぼつかないのに、さらに難易度が高くなってた感じです。
でも、一日中ロッドを振り続けて、だいぶ鍛えられたように思います(笑)


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で、投げてたフライはというと、ずっとニンフを投げていました。インジケーターをつけたルースニングです。
「ドライで水面に出すよりは易しく釣れてくれるんじゃないの?」という、初心者丸出しの考えからです。(でもこういう「投げ続けられる理由」って大事ですよね)
しょっぱなは広めのプールのような所から始めたのですが、数投目でいきなりインジケーターが水中に消し込みました。「エッ?」と思った瞬間、糸の先に暴れる魚。
ここで私は咄嗟のことでラインを掴んでおらず、ロッドだけをスカッと上げてたように記憶してます(笑)ラインを手でたぐり寄せるという行為にまだ慣れていないうちに魚が来てしまったのですから(^_^;) 当然、その魚には逃げられました。
コレを見て、ニンフへの期待はさらに高まりました。


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そして、釣りを開始して約4時間。この魚が私のフライでの記念すべき1匹目です。小さいのは置いといて、一匹は一匹です。ヒットフライはやはりニンフ。14番のヘアズイヤー。


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2匹目がこの魚。
最初の1匹は「なんだか分からないうちに釣れてしまった」感じだったんですが、この魚はインジケーターが沈んでからビシッ!とアワセました。思わず「よしっ!!」と声をあげていたように思います。
ネットインした瞬間、これほどまでにない達成感と安堵感と、あと何かいろんなモノが溢れてました(笑)


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何故かいつもよりも魚がすごく綺麗に見えて、感動してしまいました。特別な一匹、という感じ。


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その後、魚が釣れて安心できたのか、花などを撮る余裕もでてきました(笑)


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大きめのプールで、小さなヤマメ。足元まで流してきて、ピックアップする直前に食ってきました。これもニンフ。12番のビーズヘッドフェザントテイルです。


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広いプールなどはフライを流しやすくていいのですが、実際はこういう白泡の立ったような流れのほうが多いです。水量が多いですから。
で、こういう所だとポイントは絞られてきますが、キャスト精度が要求されるので大変です。あとドラグのこととかも。


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強い流れの脇にある反転流の中から出てきたイワナ。気持ちいくらいにインジケーターがスッと沈んでいきました。よしきた!とばかりにアワセ。


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ちょっとサイズが良くなったので、よく引きました。
この日の最後の魚でした。


結果、朝6時から昼の3時まで釣りをして、イワナとヤマメが二匹づつでした。昼食をとるとき以外はほとんど休憩しなかったので、気がついた時にはどっと疲れが・・・。ちょっと集中しすぎました。


「フライだったら数釣りが出来る!」なんて期待していましたけど、やはり想像とは違って色んな難しさのある釣りです。
いつものルアータックルとはわけが違うので、やはり数え切れないほどのトラブルがありました。
まず、後ろの木にフライを引っ掛けるのは勿論のこと、ガイドにティペットが絡んで外れなくなったり、フライラインがこんがらがってリールからラインが出なくなったり・・・。 あと、持ってた4つのインジケーターは木に引っ掛けて2つ無くし、もう1つはインジケーターを止めるウキ止めゴムを川の中に落として無くしました。フライも木に引っ掛けた時にいくつか無くしてしまいました。他にも細々としたライントラブルが色々・・・。まずルアーでは考えられないほどラインが細いので、それにもかなり苦戦しました。
こんなにトラブル続きで、よくもまぁ一日中キャストし続けていられたと思います。
あと、「スピニングリール&ロッド」という釣りのシステムとは、タックルからキャストから釣り方から何から何まで違うということが分かって、なんだかこれまでの釣りの経験がリセットされたような気がします。


まー、なにはともあれ、釣れて良かったです。それに尽きます。最初にも書きましたが「まずフライで1匹釣る」という目標は達成しました。
キャストやその他もろもろの動作は、そのうち慣れてくでしょう。道のりは長そうですが。やっぱりうまく出来ないと悔しいので、余計に頑張りたくなります。