味覚障害一歩手前

昨日からどうも舌の調子がおかしい。
何を食べても味がほとんど分からない。味が伝わりにくとでもいおうか。味覚が鈍くなってきてる感じ。「甘い」、「辛い」なんかの大まかな味の分類は出来るのだけど、そこから香りや微妙な風味なんかがすっぽりと抜け落ちてしまっている。
何を食べていても味気ない、というかまぁ味がしないんだから味気ないのは当たり前なんだけれど。
最初は風邪ひいて鼻づまりな事もあって、嗅覚の鈍りが味覚にきてるんじゃないかなぁ、と思ってたのだけれど。薬飲んで、鼻の通りがよくなっても僕の舌に味は戻ってこない・・・。なんなんだ。

ついには心配になってネットで検索してみたところ、どうやらそこには体内の「亜鉛」という成分が不足していることと、「薬の服用」が関係しているよう。舌の味を感じる部位には元々亜鉛が多く含まれているそうな。それが不足する事で味が分からなくなるという現象。
とあるサイトによれば、

偏った食事、精製加工食品、インスタント食品に頼りすぎると起こる一種の栄養失調症だと言える。

とのこと。さらに

最近、味を感じることのできない若者が急速に増えている。うまいものを食べても、その味が分からない。日本大学名誉教授の富田寛博士は「毎年14万人新たに味覚障害になっており、その中でも若者の急増が目立つ」と指摘している。

なんとなく「自分は不健康な現代人とは違うよ」的な考えを持ってたのだけど、やっぱり自分も典型的な現代の若者だったてことか・・・。まぁお世辞にも食生活に気を使ってるとは言いがたいので、そこには根拠も何もないのですけど。これはちょっとヘコみますね。

亜鉛てのは「高野豆腐やユバ(湯葉)、チーズ・カキ・ホタテ・アワビ・干しシイタケ・煮干し」なんかに含まれてるらしくて、それだけのサプリメントなんかも売られてるらしい。(ネイチャーメイド?)それらを摂り続けてれば大体が治るらしいとのことなので、明日さっそくチーズとサプリメントを買ってこようと思います。