頭はペンギンだらけ

なんとなーく電車に乗って名古屋駅にでる。
うちの近くの「あおなみ線」荒子駅から3駅で名古屋までいけるのは便利。今まで街にでる時は自転車こいで30〜40分かけて行ってたのに、電車に乗ればたった10分たらず。自転車で景色を見ながらのんびりと行くのもいいけど、今日みたく風の冷たい日は電車の方が気が楽だ。

電車待ってる間に、僕はなんで電車に乗ろうとしてるのか考える。

やっぱり先日から「ペンギン」「海」「南極」が頭から離れない。彼女とデートしていても、「どこ行きたい?」と聞かれて「海洋生物が見たい。」と答える始末(笑)名古屋港水族館に行くという手もあったけれど、そこはつい2〜3ヶ月前に行ったところだ。相当『皇帝ペンギン』(またはそれから見た海洋ドキュメンタリー)の影響を受けてるなぁ、とこのとき思う。

名古屋駅に着いて、ふらふらと書店に入ったかと思えば、まっさきに写真集、図鑑コーナーを前にする僕。そうするとなんだかワクワク。ちょうど子供の頃夢中で図鑑を読みあさってたころの感じに似てた。あの頃はどこ行くにも大きな図鑑抱えてたなぁ。
で、その本屋で買ったのが↓の一冊。


表紙がペンギン(笑)本当は綺麗な写真集とかが良かったのだけれど、意外とペンギンだけに的をしぼったものがなくて。仕方なく児童書の図鑑コーナーを捜すとあったのがこちら。児童書コーナーでみつけたといっても、それなりに中身は充実してて、南極の自然、気象、そこに棲む生物、また大まかな「南極到達史」や『南極物語』で有名なタロとジロのことなんかも書かれてる。もちろん生物にはペンギンのことも書かれてます。てか表紙がペンギンなだけあってか、ペンギンには結構ページをさいてくれてる気がします。
まだペラペラと見ただけなので、感想はじっくり見た後。

本屋を出たあと『皇帝ペンギン』のサントラを買いにタワレコへ。
映画がフランスで制作されてたのもあって、サントラもフランスのアーティスト作。その名もEmilie Simon。フランスのBjorkと称されることもあるエレクトロポップなアーティスト。ちょうどBjorkの『Vespertine』っぽい響き。水の流れる音や、繊細でコロコロとした金属音が気持ちよい。映画のイメージもあってか、聴いてると寒々とした景色が思い浮かぶ。
サントラなので歌の入った曲は16曲中6曲だけれど映画の雰囲気を感じるにはいい。特にヴォーカル曲の「The Frozen World」「All Is White」が素晴らしい。
他のアルバムもぜひ聴いてみたいなぁ。

皇帝ペンギン

皇帝ペンギン