地元観光「金沢21世紀美術館」

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正月明けの4日。家でだらだらするのも飽きてきたので(お腹の方も呆れるくらいたるんできた)、いっちょ外にでようかと思いまして、地元金沢の観光スポット「金沢21世紀美術館」「金沢城」に行ってきました。イチ観光客として移動は徒歩とバスです。(カロリー消費の意もこめて)

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まずは金沢21世紀美術館。この日は粟津潔ていう人の個展がやってたのですが、オブジェやら絵やらがかなり個性的過ぎて僕には理解不能。唯一有料の展示だったのですけどね。ワケの分からない作品ばかりでした。
無料展示のほうがおもしろくて見ごたえありました。↓は無料展示「コミッションワーク」の一部。
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フローリアン・クラール作「アリーナのためのクランクフェルト・ナンバー3」。美術館の建物を取り囲む芝生に設置された作品。12個のチューバ状の管がペアでつながっているそうです。声が通るので、子どもが糸電話みたく遊んでました。
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ジェームズ・タレル「ブルー・プラネット・スカイ」。空が曇っていたので全然ブルーじゃないですけど。8×8×8mくらいの四角い小部屋の天井に大きな穴が開いています。光や知覚をテーマにした作品。締め切った部屋なのでとても静かで、雨音だけがポツポツと聞こえていました。
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レアンドロ・エルリッヒの「スイミング・プール」。強化ガラスに水を張ったプール。下から見たほうが面白かったのですが、写真は取り忘れたのでナシ。コミッションワークではこれがいちばん好きかな。
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大巻伸嗣作「Liminal Air」。天井から無数の白紐がぶらさがっています。この作品は大友克洋の漫画『AKIRA』の1場面、主人公の精神と肉体が融合し、肉体が光に分解されてエネルギーに変化するシーンにインスピレーションを受けているそうです。
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紐の中。

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展示作品以外にもインテリアとか置物とかがいちいち美しくて、まるで建物全体が作品になっているようでした。