碧南水族館と衣浦トンネル（2）

前回の続き。
碧南水族館を出て、衣浦トンネルにむけて国道沿いをひたすら歩きます。右手に廃線を見ながら衣浦港方面へ。

最初に見えてくるのが自動車専用のトンネル入り口。
自動車トンネルの上を歩くような形で、西へ400mほど歩くと、衣浦港が見えてきます。

対岸から猛烈な向かい風が。海も荒れぎみ。ご覧のように東岸はボードウォークになっていて風がなければ良さそうなポイント。
岸沿いには釣り人がポツポツとならんでいました。

振り返るとトンネルの入り口。なんかもー歩き疲れて最初の気持ちも萎えてきてたんですが、ここまで来て戻るわけにもいかないので気持ちを振り絞ってトンネルへと進みます。
まず地下11階まで降りなければいけないんですが、途中から賑やかしいFMラジオの音が聞こえてきます。そこかしこにスピーカーが設置してあって、トンネル内全体に響き渡るようにしてあるようです。最初は「なんでFM？」と思ったんですが、確かに「もし音が無かったら」、静かすぎてちょっと怖いかもしんないですね。気の利いた演出です。

地下11階へ。

入り口。

ダンジョンというには明るすぎますが（そして迷うことが無い）、途中まで私以外誰もいなかったので、FMラジオが無かったらちょっと怖かったかもしんないです。夜中に歩いてて後ろから足音が聞こえたら走って逃げたい感じです。
少し分かりにくいかもしれませんが、トンネルは最初は下り坂になっていて、真ん中を過ぎたあたりから上り坂になります。

所々にこうやって警報機が設置してあります。「緊急時は押してください」ってことなんでしょうけど、トンネルのど真ん中で襲われた場合助けが来るのはいつになることやら。
あと写真にも写ってますが、私以外のお客さん（歩行者）。後半になると前方からも歩行者や、自転車に乗った子供なんかが走ってきました。こんなトンネルでもちゃんと利用されてるんだなぁ。

出口へは入り口と同じような階段を登り外へ。11階登るのはしんどいです。。。　
出ると車の料金所が見えてきます。

１kmにしては短かったなー、と思って後から調べてみたのですが、歩行者用トンネルは480mしか無いそうです。自動車専用トンネルが1km。

衣浦トンネル、期待してたほどではなかったんですが、いい運動にはなったかなと思います（笑）
このあと半田駅に向けて歩き出すんですが、これがトンネル以上に果てしなかった。縮尺の大きい地図しか持ってなかったのでちょっと距離を見誤りましたね。おかげで足が棒になりました・・・。