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スズメバチに刺された

タイトル通りの「痛い」出来事。
鈴鹿山系の鎌ヶ岳に登ろうと、三重県の湯の山温泉まで行ってきたのですが、山頂目前でスズメバチの襲来に遭いました。
場所は近鉄湯の山温泉駅から歩いて3時間くらいの場所。ちょうど鎌ヶ岳のピークへと続く尾根になっているところでした。左右は傾斜のきつい斜面と雑木林。(△←こんなのを想像してもらえれば)
3回目の小休止を終え、歩き出してすぐ、目の前の尾根道のど真ん中にスズメバチらしき大型のハチが何匹も飛び交っている部分がありました。地面の穴の中からハチが出たり入ったりを繰り返しています。
「えっ・・・」と一瞬固まり、すぐにソレがスズメバチの巣であることを認識しました。
私との距離は約1.5m。早くこの場を通り過ぎたいのに、人の肩幅しかない尾根のど真ん中に巣があっては、前に進むことが出来ません。
「いったん後ろにさがって・・・」と後ずさりしたそのとき、「ブォーーー!!」というすごい羽音とともに、顔の前をスズメバチが通り過ぎました。
「うわっ!!」とあわてて後ずさりしたその瞬間、体が宙に浮き、気づいたときには「ズザザザザ!!」と斜面を滑り落ちていました。私にはその時間がスローモーションのようにとても長く感じたのですが、約2メートルほど落ちた所で木に引っかかり、それ以上滑り落ちるのは避けられました。
それでも何が起こったか分からず、動転していると、突然後頭部に激しい痛み。「なんだ!?」と思って手をやると、何か固い感触。すぐにさっきのスズメバチだということに気づき、慌てて払いのけました。
幸いにも1匹だけ、しかも続けて攻撃してくることはなかったので助かりましたが、半ばパニック状態で尾根道へと這い上がり、急いで巣から遠ざかりました。


落ち着きを取り戻す為に、ペットボトルのお茶を飲み、すぐに下山を開始*1。体調の不安とか、頂上を踏めなかった悔しさとか、色んな思いを抱えたまま無事下山。名古屋に戻り、病院へいきました。


診てもらった結果、「少し腫れてるだけで異常なし」。赤くもなってなかったそうです。確かに最初のうちはズキズキと痛かったんですけど、時間とともに痛みは引いてる感じでした。で薬も何も貰わず病院を出てきまして、これを書いてる今はチクッとした痛みも残っておりません。


スズメバチに刺されて亡くなる方というのは、大抵がアレルギー性ショックで亡くなるそうです。アナフィラキシーショックというやつ。なので、初めて刺されて亡くなるというのは極めて稀だそうで、それほど慌てることでもないそうです。(病院には行った方がいいけど) また、だれもが花粉症にかかるわけではないのと同様、ハチ毒アレルギーを持つのはごく一部の人なんだそうです。

スズメバチに関する7つの誤解

帰りの電車の中でこれを読んでホッとしたのは言うまでもありません。


それにしても、山に登っててこれほど怖い思いをしたのは初めてのことでした。大袈裟じゃなく、初めて自分の「死」を意識しました。思い返してみて「もしあのハチが大群で襲ってきてたら」とか「もし斜面じゃなくて崖だったら」とか、ゾッとすることばかりです。


今回の出来事から反省すべきことは・・・

  1. 「蜂の巣を見つけたら慌てずに後退すること」
  2. 「救急箱を持つなど、山での応急処置に対応出来るようにすること」


あと「もうあのルートを通らないこと」(笑)
怖い体験をしましたが、それでも「山に登りたい」という気持ちはまったく萎えていません。もう来週登る山のことを考えているんですよね(笑)今日の反省をふまえた上で、次の山行につなげていけたらいいなぁと思います。

*1:途中、登ってきた人に軟膏を貰って刺された患部に塗った。