常念岳登山

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先週のことになりますが、北アルプス常念岳に1泊2日で登ってきました。
(実は8月に昇る予定だったのですが、その時は祖父の入院などがあり、延期になってました。)
ちゃんとした運動、というか登山自体久しぶりだったので、体力面で少し不安もありつつ、まぁ普通に登って下りてくることができました。
(翌日の筋肉痛は半端無かったですが・・・)


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行程は以下のような感じ。

【1日目】ヒエ平(駐車場)→〜一ノ沢コース〜→常念乗越 (常念小屋で宿泊)
【2日目】常念乗越→常念岳山頂(ご来光)→常念乗越→〜一ノ沢コース〜ヒエ平(駐車場)

山小屋のある常念乗越を基点として、1日目は登りに約4時間半〜5時間。2日目下りは3時間半といったところ。ほぼ地図に書いてあるコースタイム通りでした。
健脚な人は日帰りで登るそうですが・・・私にはちょっときついですかね。


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序盤は苔むした樹林帯の中を歩きます。気持ちのいいコースです。


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行きの行程の終盤には「胸突八丁」という長い急登があります。ここがちょっとしんどかったです。
歩きにくい急な階段と、どこまでも続く見通しの悪い樹林帯。かなり高度を上げているはずなのに、なかなか終りが見えない・・・。そんな感じです。
森林限界を越えて見通しが良くなったところが常念乗越、1日目の終点でした。


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常念乗越から見た常念岳。実は見えているのは頂上ではなく、そのもう一つ奥に頂上が隠れています。
(常念乗越からは1時間ちょっとの距離です。)


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テン場からみた横通岳。奥には大天井岳や燕岳が控えています。
学生時代はワンダーフォーゲル同好会に所属していたので、夏になるとこういうテントを背負って、北アルプスを1週間くらいかけて縦走したりしていました。今の自分には体力的にそんなこと出来ないなぁ(^_^;)


槍が見えた!
雲の間から槍ヶ岳がひょっこり顔を出していました。この山の形はどこから見ても目立ちます。
本当なら常念乗越から槍・穂高連峰が綺麗に見えるはずなのですが、この日(1日目)は雲がわいててそれも叶いませんでした。


そして2日目のこと。
常念岳山頂でご来光を見るため、暗いうちから山頂に登って待機。
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いつ見ても、どの山に登っても、このご来光の瞬間は感動します。


朝日に照らされる槍・穂高連峰Untitled
前日見えなかった、槍・穂高連峰も朝日に照らされて、くっきりと見ることが出来ました。


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30分ほど山頂付近で景色を堪能し、小屋に戻って朝食を食べ、下山しました。


今回は久しぶりの登山でしたが、天候にも恵まれて、なかなかいい山行になったと思います。
これからは紅葉の季節なので、今度は紅葉を見にまたどこかの山に登ってみてもいいかなぁ、なんて思っています。

鳥越のソバ畑

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今から10日ほど前のことですが、白山市鳥越村にあるソバ畑にソバの花を見に行ってきました。
実は鳥越村にそば処のイメージは全然無かったのですが、言われてみればそこかしこに蕎麦屋があったような・・・気がします(^_^;) 渓流に釣りに行く際はよく通っていたんですけどね。
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遠目から見ると白いお花畑が広がっていてとてもキレイです。
近寄って花をよく見てみると、まだ花が全部開ききっていないようです。ツボミの状態がちらほらと。
全体的にこんな感じでした。

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これだけ花があるので、蜜をもとめて昆虫たちも集まってきていました。
ミツバチやハナアブ、あとはチョウです。チョウはキアゲハが数匹確認できました。
なんとか撮ろうと頑張ったんですが、畑の真ん中のほうで吸蜜していて、寄れない・・・、上のはそんな感じの写真です(笑)
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花畑の隅で身を潜めていると、上の写真とは違うキアゲハがやってきて、私の近くで吸蜜を始めました。「これはチャンス!」とばかりにシャッターを切りました。
やはり花とチョウは絵になりますね(^_^)

鳥越村では毎年9月中旬にそば花祭りを開催しているそうです。
http://gt.kouryu.or.jp/detail/17210/5631.html
今年の情報が書かれたサイトが見つからなかったのですが、中旬ってことは今頃ですよね。
きっとソバの花も見頃を迎えているのではないでしょうか。

久々にフィルムで

New Strap ♪

FlickrのContactさん達のフィルム写真を見ていたら、私もフィルムカメラで撮ってみたくなり、久々にこいつを防湿ボックスから出してみました。

NikonのNew FM2。

このカメラは26歳の誕生日に、名古屋のトップカメラで書いました。確か中古で3万くらいだったかな・・・。

以下はそのときに書いたエントリ。

自分にオメデトウ

NewFM2の使い勝手がすごく良いです 

 そして以下がこのフィルムカメラで撮った写真。

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実は一番上のニラの花の写真以外は、いつ撮ったものか定かでありません。

ずっとフィルムが装填されたままになっていたのです。

多分1年以上前に撮った写真だと思います。 

 

このカメラは本当に久々に使うので、まずファインダーの広さが新鮮でした。いつも使っているCanon のEOS Kiss6iよりもすごく広いファインダー。

レンズについた絞りリングを回して絞りを決めて、ファインダー内の露出計を見ながらシャッタースピードのダイヤルをカチカチ回して、適正露出を決める。ピント合わせも勿論マニュアル。

最近はマクロレンズのマニュアルフォーカスに慣れているとはいえ、フィルムとなれば撮れる枚数も決まっていますから、シャッターを押す指にも少しの緊張感が生まれます。

1枚にかける時間がとても長く感じます。 

 ちなみにフィルムはKodak GOLDのISO100、24枚撮りでした。

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ISO感度なんてデジタルカメラでは自由に変えれるのに、フィルムカメラの場合は使うフィルムごとに感度が決まっています。 

 デジタルに慣れた今では不便極まりないですが、写真というひとつの作品を作り上げる作業行程が増えたんだ、と思えば、不便ながらもその行程を楽しめるような気がしました。

出来上がる写真も、デジタルには無い趣があって、いいものです。「どんな写真が出来上がるんだろう」というワクワク感もあります。

 

常用する気にはならないですが、たまには使いたいなぁと思いました。