南極観測船「ふじ」の中を探検

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名古屋港ガーデン埠頭にある南極観測船「ふじ」を見てきました。


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「ふじ」は昭和40年(1965)から18年間活躍した砕氷船で、昭和60年(1985)からガーデンふ頭に永久係留してあり、「南極の博物館」として当時の姿のまま保存されています。 簡単ですが、ここまで公式サイトのコピペです(^-^;詳しくはコチラをどうぞ。
(長いので折り畳みますー↓)


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中に入る前に、タロとジロがお出迎え。犬にしては結構でかい。犬種はカラフト犬らしい。
手元に実物のタロジロの写真があるんですけど、写真で見る限り、後ろ足で立ち上がったら肩に手が届きそうなくらいデカい・・・。(そういや『南極物語』見たことないや。)


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「ふじ」のプロペラ。こっちもかなりデカい。直径が4.9M。


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チケットを買って船内へ。


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入るとすぐに食堂になります。


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厨房ではコックがお仕事中のよう・・・。リアルすぎて怖い。
晩飯はカニクリームコロッケてとこかな。南極まできて結構いいもの食べれるんだね。


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誰もいない廊下・・・。静まり返って不気味です。扉ぶち破ってゾンビとか出てこないかしら。


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これはもしや・・・。


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おわー、やっぱり。理髪室です。こんなものまであるのか。でもきっと切るのは散髪は素人の乗組員なんだろうなぁ。

ふじの乗組員で手先の器用な人が理髪師をしていました。出港前に特別訓練を受けての“にわか床屋さん”ですが、腕は確か。予約制、洗髪なし、髭剃り無し、料金は無料でした。

「腕は確か」って・・・。


このあともリアルな乗組員人形さん達が南極観測船「ふじ」での生活をご紹介。
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医務室。


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くつろぎ中。オセロ?


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乗組員「・・・・・!!」僕「ひぃ!すみません・・・!」


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寝室。3段ベッドがズラーっと並んでます。105人分だそうです。士官の部屋は個室でベッド付きなのですが、一般の乗組員さんはここで寝るようです。

ベッドの裏には恋人や家族の名前が書き込まれています。

あぁ、これ切ない。


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寝るにしては固すぎな感じ。ベッドというか担架だなこりゃ。安眠は期待出来そうにない。


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ガラっと変わって、船内の「南極の博物館」へ。


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アデリーペンギン♪世間でペンギンと言えばエンペラーペンギンな感じですが、僕はアデリーが好きです。つぶらな目がかわいい♪


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展示室を出ると甲板になります。停まっているのは物資輸送用のヘリ。
少女「早くしないとヘリが出ちゃうわー!」


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展示はこの機体だけでしたが、実際は他にも輸送用と氷の状態偵察用のヘリ2機が載せられていたそうです。


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救命ボートを上に見ながら階段を上ると操舵室です。


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操舵室を出るとポツポツと雨が降ってきました。傘持ってきてないのに。


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上を見上げるとあんなとこにも監視室が。あそこまで登りたかったなぁ。


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これで船内見学は終了。


日曜日だったけどあんまり人がいなくてゆっくり見て回ることができましたー。多分、名古屋港を訪れる方の大部分はお隣の「名古屋港水族館」か「イタリア村」に行くと思うので、ここだけ過疎状態なのではないのでしょうか(まぁ僕も観光客だったらここへは来ないか)。でもあんまり人がいないとリアルな乗組員さんの視線が怖いので一人でまわることはお薦めしません。逆にそういう雰囲気を楽しみたい場合は別だけど。
南極観測船ふじ -a set on Flickr