雨のあとの渓流へ
先週の土曜日のこと。前日までまとまった雨が降っており、土曜日もどんより曇り空で今にも泣き出しそうな空・・・。雨が降った後でも水量が安定してそうな川に狙いを定め、自宅から車を走らせること30分・・・。
予想通り、適度な増水。濁りもほとんど無し。この川はちょっとやそっとの雨では大増水となりません。なので雨の日はだいたいこの川に来ることにしています。
これなら流下してくるエサも多くなってることだろうし、魚の活性も高くなってるかなぁ・・・と期待しながら入渓しました。
幸先良く、プールでライズしていたイワナを連続キャッチ。
「これは期待できそう」とさらに釣り上がりますが・・・・釣れてくるのはチビばかり。
また、先ほどのプールではライズを繰り返していましたが、その他のポイントでは水面のフライに反応が薄いような感覚。ぽつ・・・ぽつ・・・とは釣れるんですけど。ちょっと前なら必ず魚が出たようなポイントから反応が得られず、「なんか、おかしいなぁ・・・」と思いながら釣り上がります。
これは後から思ったのですが、増水で水中の流下物が増えて、魚が水面をあまり見ていなかった・・・・みたいなことはありますかねぇ(^_^;)??
結局退渓点まで小さいイワナばかりでした。なんだか期待した結果にならず、どっと疲れた気がします。いつデカイのがかかるか!!と思ってたので・・・(^_^;)
まぁ、釣れ方に納得はいきませんでしたが、小さいながらそこそこ数は釣れたので、良しとしときます。
で、退渓してからのことなんですが、川沿いの農道を歩いていると、前方の木になにか白いものが点々とついています。
遠目からは「何かの花・・・?いやでも花が咲くような木じゃないだろう・・・」と、不思議に思いながら近づいていくと、その正体がわかりました。
なんと、モリアオガエルの卵塊!!
なんとよくもまぁ、こんな高いところに卵を産みつけたものです(^_^;)高さは5m以上あったかと思います。
カエルがこんな高さまで木登りするなんて、しかもあんな枝の先端に・・・。想像するとかなり奇妙な光景です。
ちょっとグロテスクなので載せませんが、泡の中には白いタマゴがびっしりと詰まっていました。(上の写真だけで十分グロテスクかもしれませんけど)泡に包まれているんですが、すこしネバネバした感じがしました。重みに耐え切れずにベチャッと地面に落ちてる卵塊もありました。
木の下に立って上を見上げると、ちょっとホラーな感じがしました。まるでエイリアンの卵、みたいな(^_^;)
釣りの後で面白いものを見ることができました。自然の中で遊んでると、色んなことがありますねぇ(^_^)